このページでは弊社で施工した施工事例を紹介いたします。
西合志南保育園様にて、園内監視カメラの設置設定作業を承りました。
また、保育園運用管理用ソフトウェアLARVAEの開発を行い、運用を開始致しました。
1.園内各教室内及び、多目的ホールへカメラを設置致しました。
カメラ動画は、全て職員室内モニターにて表示され、Axisコミュニケーションズ社製全方位カメラ1台 ドーム型カメラ3台を設置しR.O.D社製のNVR(ネットワークビデオレコーダー)へ録画され
1か月保存される設定を行っています。
ネットワークカメラは、LAN配線のみで設置可能となります。
この為、従来のアナログカメラとは異なり電源配線や画像用同軸ケーブルの工事が不要となり、設置コストが抑え
られ、且つアプリなどで管理可能な為、非常に扱いやすい製品となります。
園児の事故防止や、状況の確認等にお役立て頂いております。
2.保育園運用ソフトウェア LARVAE導入
保育園様より、煩雑な書類を電子化し整理閲覧を簡単にしたい。
また、園児の登降園管理を主に、延長保育、指導計画、週月報作成等を行えるソフト
ウェアのご要望を頂きましたので、本製品を開発し、導入致しました。
これに伴う、サーバー導入及びセキュリティにつきましても、構築を行っており
ます。
本ソフトウェアは園内の場所を問わず操作できる利便性が必要となりますので、
タブレット操作を前提に開発し、それに伴い無線LAN環境を園内へ導入致しました。
サーバOS及びアプリは、セキュリティの観点よりLinuxにて動作するように開発して
おります。
園児の登園時は、登園口にて出席チェック。
降園時は、チェック時間により自動的に延長保育時間を計ります。
これにより、正確な園児の出欠や延長保育の請求が出来るようになりました。
成長記録や既往歴、アレルギーの有無、インフルエンザなどの流行も、記録分析
が出来るようになりました。
また、保育士が作成する週日報も、フォーマットへの入力を行うだけの簡易なもの
とする事で時間の短縮を図り、入力されたものはデータとして保管されいつでも
簡単に閲覧可能となりました。
概要:既設ネットワークの刷新
電子カルテ用無線LAN環境の導入
成果:ネットワークの高速化により、ストレスのない円滑なシステム運用を実現
無線LANの導入により、問診/病室での迅速な情報入力が可能に
ネットワーク帯を分割する事による、セキュリティの向上
当該ソリューションの各種カタログはこちらから
福岡県M病院様にてネットワーク/セキュリティの刷新作業を承りました。
多くの患者様からの信頼を集める病院様において、ネットワークの高速化及び、より信頼性の高いセキュリティを構築する事は、急務でした。
ご相談を受けた内容は、以下の通り。これに対し、弊社はそれぞれ対応を行いました。
1.IPアドレスが枯渇している
サブネットを分離・VLAN化し、用途毎にIPアドレスを再割り当てすることによりIPアドレス枯渇を回避(IPアドレスを倍に)。
今後さらにノード数が増えた場合も容易にIPアドレスを増やすことができるよう将来拡張性を考慮したネットワーク構築を実施。
2.ネットワークが遅い
スイッチング処理能力の高いNetGear社製機器を導入し、特に重要な上位アップリンク部分は10Gbpsポート対応機種を選定し導入。
さらにLinkAggregation技術を用いて帯域を20Gbpsまで向上。
またネットワーク構成をシンプルにすることを心掛け、無駄な経路の通信を抑制しネットワーク全体の高速化を実現。
3.高速な無線LANを導入したい
Wi-Fi高速通信を実現するためIEEE802.11ac規格が使用可能なNetGear社製機種を選定。
最適な無線LAN環境となるよう事前現場サーベイ及び机上サーベイによるアクセスポイント設置位置のシミュレーションを実施。
無線LANコントローラによる最適なWi-Fi電波環境のコントロールをすることで高速な無線LAN環境を構築。
4.セキュリティを高めたい
本来インターネット接続が必要のない電子カルテネットワークと、インターネット環境が必要な情報系ネットワークを物理的に分離。
また外部不正アクセスからの防御を高めるためにファイアウォールを多段化設置し、堅牢な環境を構築。
さらに各クライアントにはデバイス管理が可能なKasperskyEndpointSecurityを導入し、セキュリティを高めた。
5.病棟間の光回線が老朽化した為、再配線を行いたい
ネットワーク通信の高速化や将来拡張性を考慮し、それに最適な光ケーブル規格・芯数の選定を実施
高所作業車を用い専門員による光ケーブル配線実施
導入後の成果として、ネットワークレスポンスが向上し、必要な時に素早く情報の入出力が可能となりました。
また無線LANの高速化により、病棟内での情報の閲覧も可能となり、看護の円滑な遂行にもその効果が発揮されています。
各PCは、最新のセキュリテイ情報へ一括更新され、USB等の外部メモリも管理される為、情報の管理も強固になりました。
現在は、院内情報システムのアプリケーションも刷新中であり、病院経営への貢献が期待されます。